2017年08月04日 15時56分

アコムに融資の申し込みをしたけれど借りれない人にはいくつかの共通点があります。
そのうちの一つが、職業です。
職業や勤務先、雇用形態などは、貸し付けをしたお金がしっかり返済されるかどうかにかかわってきますので、融資をする金融機関としては重要なポイントであることは想像がつきます。

消費者金融会社によって審査基準はさまざまですが、アコムは決して正社員として企業に勤務していなければ融資をしないなどということはありません。
正社員の方はもちろんのこと、契約社員や派遣社員、アルバイト、パートの方もアコムでキャッシングをしていますし、自営業者や個人事業主の方もOKです。
ただ、申し込み審査のときに事業や収入を確かめる目的で、個人事業主と自営業者の方は確定申告書の控えの提示を求められる可能性があります。

雇用形態はこのように柔軟なのですが、勤務先に関しては以下にあてはまるとアコムで審査落ちの対象になりやすいといわれています。

• 反社会勢力(暴力団など)に属している方。
• 水商売に勤務する女性。
• 勤務先の企業が、以前に詐欺や集団名義貸しなどをしていた方。

ちなみに、水商売は女性のみが審査落ちの可能性が高く、男性スタッフの方は影響がないとのことです。

貸金業者によっては、現在の勤め先で働くようになってから半年以上、1年以上でないと融資を受けられないなどのウワサがあります。
アコムではそのようなことがなく、在籍していれば例え勤続年数0カ月でも問題ないそうです。
ただし、勤続年数は利用限度額には影響があります。
利用限度額は最高でいくらまで借り入れができるかという金額で、審査により決定されます。
働いている年数の長さで審査に通らないことはないものの、まだ1カ月経っていないタイミングで申し込みをした場合、10万円以下になりやすい傾向があります。

アコムで借りれない人は年収が少ないのかといえば、そんなことはありません。
安定した収入があることが申し込み条件の一つですので、毎月定期的に収入を得ているのであれば、少なくてもそれが原因で落とされません。

ただ、アコムに申し込むからには融資を受けたい目標金額があるはずです。
アコムは貸金業者ですので、貸金業法の総量規制の範囲内で貸し付けが行われています。
総量規制は、年収の3分の1まで融資できるという決まりごとです。
収入が少額だからといって審査に落ちなくても、貸してほしい金額が年収の3分の1を上回っていれば、必要な分だけ借りることはできません。

銀行カードローンなら貸金業法とは関係がありませんので、アコムからの融資で不足した分はそちらで補うなど検討してみてはいかがでしょうか。