2017年07月24日 11時03分

アコムなど大手の消費者金融一覧などで、審査内容が紹介されていますが、それぞれ違いはあります。
しかし、基準としては横ならびであり、アコムがダメなら大手消費者金融のほとんどの審査は通らないでしょう。
よくブラックリストはダメと言いますが、意外なブラック原因もあります。

僕はブラックではないはず

アコムの申込み基準は

• 20歳以上
• 収入がある

ことです。
ですから、初めてのキャッシング審査のときには、多重債務者でもないし、債務整理も経験していないので、楽々審査通過する方は多いです。
収入は返済能力、多重債務・債務整理は信用の有無の問題です。
しかし、何故か審査通過が出来ない人もいます。
それは、滞納や延滞です。
初めての消費者金融の申込みがアコムなのに、延滞も何もないと思う方も多いですが、実は延滞しているもの、ありませんか？
それは携帯電話やクレジットカードです。

総量規制と延滞の範囲

総量規制は年収3分の一が限度額とする消費者金融の決まりです。
独自審査の中小消費者金融でもこの範囲は厳守しています。
限度額にはクレジットカードのキャッシング枠も関係しています。
そのクレジットカードの返済を延滞していたり、滞納していると、審査は通りません。
総量規制の限度額に余裕があったとしても、延滞は大きな金融事故です。

そして、携帯電話料金ですが、顕密に言うと機種代です。
通話料の延滞は無関係ですが、新機種にして通話料と一緒に払っている場合は、カードローン会社の信用情報機関と連携しています。
新機種の契約をしている方が陥りがちなブラック案件です。
金がないから払っていない、そのお金をアコムでなんとかしようという方の場合、確実に審査落ちになります。

キャッシング枠と携帯電話料金

いずれも、消費者金融とは無関係とされるものですが、総量規制と延滞という深い関係性を持ちます。
返済をしないという金融事故が信用情報についてしまうと、それだけでブラック扱いになってしまいます。
アコムなどでは、この金融事故に関しては厳しい判断をしてしまうのです。
携帯電話料金はいつも督促状がきてから払っている。
通話ができることなのですが、機種代のクレジット支払いは常に延滞していることを意味します。
返済能力がないと判断されてしまいます。

クレジットはキャッシングと無関係ではない

クレジットカードのショッピング枠の返済にしても、信用情報機関の報告がすべて行われています。
要するに借金に対して返済ができる人にアコムの審査が通るということです。
他社借入をキャッシングとして行っていなくても、形は違うのですがお金を借りている間、健全な返済を続けることが必要なのです。
携帯電話料金が審査落ちの原因になってしまう方最近多いです。
審査基準では、このようなことは明記されていないのですが、アコム申込のときには、他社借入だけではなく、クレジット関係の支払いができているかを確認しましょう。

アコムや大手消費者金融がだめなら、審査の甘い中小消費者金融に行けば良い。
そんな口コミ情報も多いです。
独自審査の中小ですが、延滞は審査落ちです。
この部分は、大手も中小もなく、融資はできない状態です。
利用限度額云々ではなく、借入そのものが出来ないブラック利用者の扱いになってしまいます。