2018年06月12日 14時18分

大手消費者金融のアコムの審査基準は甘いのでしょうか？
 

年収と総量規制

消費者金融は貸金業法の関係から、限度額は年収の3分の一までになっています。
ですから、自分が申告する年収によって、その方が借りられる範囲が決まっています。

多重債務も合算されることから、アコム以外で借入をしている状態での申込ですと、信用情報機関のデータから借入金が減少したり、審査落ちになります。他社カードを持っている方で、借入金がどのくらいあり、総量規制範囲内であるかは確認してから、アコムに申し込んで下さい。
 

収入と多重債務

総量規制と関係しますが、アコムでは多重債務の数も関係します。
他社借入1件で10万円と他社借入3件で10万円の場合、3件の時には審査落ちです。

この時、総量規制の限度額であったとしても、たくさんの金融会社からの借入が審査落ちの大きな理由として融資ができないのです。1件10万円、総量規制に抵触しないのであれば、借りられる可能性は大きいです。
 

債務整理経験者

とても微妙なことですが、任意整理など債務整理を経験している時、アコムの判断は微妙です。
債務整理後のブラックリストの期間は、人によって違います。
最低5年以上とされていることが多いですが、それが6年なのか8年なのかがはっきりしていません。
原則的に、債務整理経験者というだけでの審査落ちではありません。

ある程度年数が経てば、信用が取り戻しブラックリストは返上できます。
ただ、その解禁日についてはいつなのかがわかりません。
少なくとも10年経っていれば、アコムでの借入はできます。

5年以上とされている、債務整理のブラックリスト。
確かに借入をしたいのなら、10年は間を置くことにしましょう。
 

銀行系カードローンとの関係

総量規制は消費者金融だけのもので、銀行の借入金は関係ありません。

ただし、銀行系カードローンのキャッシング審査に落ちていたり、他の貸金業者との契約で金融事故を起こしていると、信用情報の異動の文字が付きます。これこそブラックの象徴であり、アコムを含む大手の金融業者の審査は通過しないことが多いです。
 

勤務先の在籍確認ができなかった

消費者金融会社では、審査で在籍確認を必ずします。
これは、申告した勤務先に電話をかけるだけの審査で、アコムと名乗ることはありません。
◯◯さんはいますか？と私用電話のような感じで、会社に電話をします。
それが何かの都合で電話がつながらなかったり、電話番号の間違えなどで在籍確認が出来ないと、審査落ちです。
信用情報機関で何の問題もなかった場合でも、在籍確認ができないとキャッシング審査上、ブラックになってしまうのです。

返済能力もあり、担当者としては信用情報は審査対象は◯としていたのに、この在籍確認での審査落ちは一番残念なことです。アコムを含むカードローン会社の申込みのときには、この点は自分のケアレスミスですから、気をつけましょう。