2017年08月01日 14時00分

多重債務者や金融事故者、長期延滞者は大手消費者金融や銀行カードローンなどの審査が厳しい金融機関では借入できないのはご存知だと思います。

このようなブラック情報がある人でも審査が甘い中小消費者金融などでは融資を受けられる可能性が高いのですが、総量規制に抵触する場合では審査が甘い
消費者金融系カードローン会社といえども正規の貸金業者では審査に通りません。

それは総量規制という法律で、過剰な貸し付けによる破産者を無くすためにも、銀行を除いて消費者金融や信販会社のローンカードなどの貸金業者では利用者の
年収の三分の一を超える融資を禁止するよう義務付けられているからです。

総量規制や多重債務が原因でこれ以上の融資を受けることができず困っているのであれば、中小消費者金融のまとめローンに申し込んで債務を一本化することで審査に通る可能性が高いです。

というのも、まとめローンに関しては総量規制の例外ということで、年収額に制限されずに融資を受けることができるからです。
信用情報にブラックな情報がなく、他社借入件数が少なければ、銀行や大手消費者金融のまとめローンの審査に通るかもしれません。

自分の属性に自信がない人は中小消費者金融であれば、審査が甘いのが特徴ですので、まとめローンに対応している街金を探せば審査に通る可能性が高いと思います。

数件あった借り入れを一か所にまとめることで、返済利息を軽減して毎月の負担を軽減することができます。
街金の金利が高いことで、不安に思う人がいるかもしれませんが、利息制限法という法律で１００万円以上の貸付の場合の上限金利は１５%と決まっています。

借金をまとめると総額１００万円以上になる人で、現在１５％以上の金利でキャッシングしている場合は支払利息は安くなると考えられます。
融資限度額が低いと利息は高く設定されているので、限度額が低いローンを数か所から借りている人はまとめた方が得になる場合が多いものなのです。

まとめローンの申し込みでは融資額が大きくなるので申し込み時に収入証明書が必要になると思います。
他にも各カードローン会社で必要書類があると思うので、急いで契約したい人はあらかじめ確認しておいたほうがいいでしょう。

もし中小消費者金融のまとめローン審査にも通らない場合は、これ以上多重債務に悩むよりも借金専門の弁護士に相談してみてはいかがでしょう。
専門家に相談すれば色々な債務整理の方法を提案してくれると思います。
一度借金から離れてみることを選択してもいいと思いますよ。